
TAKANAKAサイコー! - パイオニアのレーザーディスクのCMで使われた名曲BLUE LAGOONに魅せられ、それからはTAKANAKAの虜。このアルバムの中でも特にお薦めはYOU CAN NEVER COME TO THIS PLACEです。これはフュージョンの域を脱し、もはやクラシックに近い名曲です。もう26年前にもなるんですね。当時YAMAHA SG2000が欲しくてたまらなかったのを思い出しながら聞き入っています。
幸せなギタリスト! - 80年代のフュージョン・ブームはジャズのみならず、インストルメンタル・ミュージックが脚光を浴びていた時代でした。特に我が国ではジャズ・ミュージシャンに限らず、いわゆるスタジオ・ミュージシャンがリーダー・アルバムを出していました。高中正義はまさにそんな時代の寵児でした。本アルバムはそんな高中が全盛期に出したアルバムです。外国の絵本Rainbow Gobline Storyにインスパイアされた一大コンセプトアルバムです。アナログでは2枚組でした。いきなりフルオーケストラで始まり、全編ギター弾きまくりです。こんなアルバム作れた高中はギタリストとして幸せな人だと思います。そんな雰囲気が全編にみなぎっており、聴いているこちらも幸せな気分になってきます。
別物 - 高中のアルバムは数多くリリースされてるが、この虹伝説は別物という感じがする。当然高中であるため、どのアルバムが最高なのかと思考を巡らせても、別の棚の一番上に飾りたい気持ちになる。絵本を見ながらでもいいし、目をつむってもいい。虹伝説の世界にどっぷりつかってしまう至高のひととき。名盤中の名盤。
子供と一緒に聞くことのできる名演 - 70年台後半から80年代に大ブレイクしたギタリスト高中正義。その彼の数ある人気アルバムの中でも歴史的な名盤・名演と言ってもいいだろう。ファンキーな演奏が持ち分の彼であるが、この「虹伝説」では自分流の色付けを避け、原作絵本のイメージを忠実に音楽で再現しようとした心意気が伝わってくる。ファンキーという薄っぺらい言葉より溌剌と言ったほうが適当な演奏はオーケストラのパートと見事に調和し、「エレキギター・・・ですか?」という向きにも意外なくらいすんなりと耳に入ってくるだろう。日本語版絵本はすでに絶版となったようで残念だが、英語版でもいいから、ぜひとも子供と一緒に絵本を眺めながら、目と耳で楽しんで欲しい一枚だ。
泣いた - 虹伝説にリアルタイムで共鳴できたことは、私の大切な想い出の一つです。レコードで聴いて、コンサートに行って(大阪府立体育館)、ラストは感動して泣いてました。絵本も買いました。レコードは本当に擦り切れるまで聴きました。後になってCDで買い直して、何万回聴いても音の変わらないCDの素晴らしさを痛感しました。このアルバムは「黒船」「サダージ」と並んで高中の最高傑作のひとつだと思います。ギター初心者の私としては、悲しいかな「You can never come to -」のコピーができませんでしたけど。ただ、もしも高中を初めて聴く、という方は、この作品以外、例えば「TAKANAKA」あたりから入った方がいいのではないかと思います。うまく言えませんが、「虹伝説」は高中の一つの昇華・結晶した姿であり、他の作品群とは多少異質だと思うからです。